盛岡 アラフォーのチャレンジ人生

アラフォーだけど夢はたくさん!

中秋の名月〜ずいぶんと早く逝ってしまった

今日は、小学生の頃に出会って

ずっとおつきあいのあった友人の葬儀に参列してきました。

 

友人Sとは、母同士が知り合いになったことがきっかけで

一緒にいるようになりましたが、高校〜27、8歳くらいまでは

周りの人から「いつもペア。よく話すことあるなぁ」と

言われるくらい、なんだか一緒にいる仲間でした。

 

旅行にも一緒に行ったり、

よく一緒にご飯を食べに行ったり

新しいお店開拓は、いつも彼女と一緒でした。

仕事の話、恋愛の話、人生のこと

いろんなことをいつも話せる友人でした。

 

私の結婚式は、人前式だったので

私側の証人にお願いしたり。人生の大事な節目にいてくれる

かけがえのない存在でした。

 

その後、お互いの旦那さんが転勤族ということもあり

30代半ばからは

なかなか会うことはなくなってしまいましたが

60歳になった頃に、人生を懐かしめる相手だとずっと思っていました。

 

そんな彼女が、癌だと聞いたのは4年くらい前

母から「Sちゃん、癌だって。でも手術がうまくいったみたいで

退院しているって聞いたよ」と・・

 

あの頃、私は仕事が忙しくなり始めていて

心配だけど、頻繁にメールをすることもなくなり。

 

一度だけ、会えることがあって会ったのが最後になりました。

 

今年になって、いつの頃からか

母より「Sちゃん、なんかあまり良くないみたいだけど

なかなかもう誰にも聞きにくくなっていてね。Sちゃんのお母さんも

もう体調が悪くて、なんかあっても聞けないのよ」と。

 

月曜日のお昼、母から電話があり

「Sちゃん、亡くなったって。ちえこには知らせた方がいいって

連絡きたから、今すぐ準備して帰ってこれるなら来て」

 

急いで主人に八戸へ送って行ってもらい

安置されているところに行った時

彼女は、私の知っている元気でいつも明るくて笑顔の彼女ではなく

白いお着物を着て目をあけることはありませんでした。

 

それでも、彼女の肉体はそこにある。まだ在る。

 

今日、行った時、彼女の肉体はもうこの現世にはなく

遺影が飾られていて。遺影の彼女は、私の知っているSちゃんの笑顔で。

なのに、もういない。

 

私の頭の中は、???????

 

なのに、生きている私の肉体は、お昼頃の葬儀に

お腹がすいている。

 

五感がある。触れる、聞ける、食べれる、香りをかげる、

温泉に入った時「暖かいお湯だな」と思える、感覚がある。

 

彼女にはもうそれがない。

 

お経があがる中、どうしてもっとお見舞いに行かなかったんだろう。

アロマセラピストだよね?

アロマタッチテクニック、なぜもっと

しに行かなかった??

顔を見に、なぜ行かなかった?

生きている時に、どうしてもっと行かなかった?

フランキンセンスが・・癌が・・アポトーシスが・・免疫が・・・

そんな講座している知識があるなら、なんで、友達のところに

いく時間をもっと取らなかったんだろうか。

 

気のない人と会う時間があるくらいなら

なんで、もっと彼女のところに行かなかったんだろう。

 

後悔しかありません。

そして無念。

 

中秋の名月に、そして満月にあの世にいったSちゃん。

毎年、お月見の時に思い出せるね。

 

お疲れ様でした。

 

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